お疲れ様です。
どーも、與那嶺です。
先日、仙頭武則さんの初監督作品「NOTHING PARTS 71」の試写会に行ってまいりました。
仙頭武則さんは、「リング」や「らせん」など数多くの映画をプロデュースし、国内外のさまざまな映画賞を受賞してきた名映画プロデューサーです
この「NOTHING PARTS 71」は、沖縄の基地問題を軸に沖縄が抱える様々な問題をリアルに描いた作品。(←1行なんかでは説明できませんが…。)
ひとまず、キャラクター設定とそれぞれが抱える問題も理解はできました。
だけど、その問題は映画の中の話ではなくて、実際に“今の沖縄”が抱える問題であるが故に、「どうすれば解決できるか」、「どうすれば改善できるか」なんてことをストーリーを追いながら考えてしまって、上映終了後はドッと疲れが出ました。
映画が終わって2分くらいとぅるばってしまった

(ポー)
帰宅してから見たオスプレイ関連のニュースもいつもと違って映りました。
そして、上映終了後の舞台挨拶で、仙頭監督の言葉が印象的でした。
「映画は夢を描くだけじゃない。悪夢もまた夢なり。」
沖縄の現状(=悪夢?)をシビアに映した作品を見せられた直後なだけに、このフレーズがとても印象に残りました。
「なんとなく見てみるかぁ…」っていう気持ちでは、最後まで見るのは辛いかもしれませんが、「よしッ!見よう!」とちょっと気合を入れて、目を背けたくなる沖縄のリアルを改めて感じて、考えてみるにはいいかもしれません。